三日目の調査は広島市が取り組む総合交通戦略です。広島市は昭和20年8月6日に一発の原爆により当時42万人の市が壊滅的な打撃を受け、今後70年経っても緑が生い茂ることは無いだろうと言われましたが、廃墟の中から市民のたゆまぬ努力により、目覚ましい復興を遂げました。現在は117万人の政令市として発展しています。しかし発展すればするほど中心部の交通事情が渋滞等悪化し、改善を迫られ交通戦略を策定しています。インフラの整備と共に低床バスの導入や安全に移動できる交通手段の導入など様々な取組みを行っています。栃木県も交通に関しては問題があり大いに参考になりました。