汚染されたシイタケの調査

2012.2.20(月)




自民党議員会でかねてより県内のシイタケとその原木に基準値を超える放射性物質が検出され、出荷停止となっている状況を調査するため、JAなすの南梨選果場と原木を置いてある「ほだ場」を調査しました。今回の調査で生シイタケよりも干しシイタケが数値が高く、500ベクレル以上あるため出荷停止となっているもので、JAに保管してあるのが約7t。生産農家個人で保管が約5tあるとのことです。生シイタケは100g当たり120円で、干しシイタケは100g当たり300円との事です。本来は生で販売ができれば効率も採算も良いのですが、価格の問題と長期に保存ができず、やむなく干しシイタケを生産しますが干しシイタケ100gは生シイタケ1kgを乾燥してできるため大変です。生産者は収入が無く困っており、何とか生活を維持する支援を早急に検討すると当時に、出荷しているものは完全に安全であるとPRに積極的に努めなければ大変なことになります。また困ったことに4月から新基準が適用され、100ベクレル以上のものは出荷停止と厳しくなり、現状での判断はほとんどが出荷停止の対象になるため、早急に対策を講じなければなりません。




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