農林環境部会の県外調査

2012.8.1(水)




自民党議員会の農林環境部会で京都、滋賀、三重の各県を調査しました。一泊二日で三箇所、熱い中での調査ということでメンバーも少々バテ気味でしたが、栃木県の役に立てるためここはしっかりと調査しました。まず最初は三重県伊賀市にある農業組合法人「伊賀の里」モクモク手づくりファーム。24年前に10人で伊賀豚のハム工房から始まり現在では米、ジャージー牛の乳製品、野菜、パン、ハム・ウインナー、地ビール等、通販や直営レストラン、宿泊施設等を経営し年間50万人が訪れて年商約50億円を売り上げています。生産×製造加工×販売いわゆる6次産業化を永年進めています。栃木県の農業もまだまだ一考の余地があり、大いに見習うべきだと痛感しました。二箇所目は滋賀県甲賀市にある滋賀県環境事業公社の管理型最終処分場を調査しました。全体面積約23.6haで平成20年から埋立処分をしています。県内から出される産業廃棄物を遮水シートの上に埋め立て、覆土をする工程を繰り返すため処分場から出てくる汚水を厳重に処理して流域下水道に投入します。栃木県にはまだ管理型処分場は無く、現在那珂川町に計画中で用地取得が約70%となかなか進みません。何とか早く地元の住民の理解を得て整備が進んでほしいものです。



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