県土整備委員会の県内調査

2012.10.10(水)



特定テーマについて協議の終了後、東日本大震災で被災した真岡市にある1万人プールの整備状況と、県内各地から持ち込まれる下水道汚泥の資源化工場での高レベルの放射線を含む溶融スラグの保管状況などを調査しました。プールについては埋設してある配管等が地震でズタズタになり建物等も亀裂が入り崩れ落ちた箇所も相当あるため本格的に改修するもので、今年約2億円ほどかけ、一部再開しました。来年の夏までに残りの部分を約18億円かけて整備する予定です。下水道汚泥については放射線量が8,000ベクレル以上のものについては国が責任を持って対応することになっていますが、処理処分の方法や処分場が決定するまでは保管するしかありません。県内各地には8,000ベクレルを下回る溶融スラグ等を保管しており、これは県が処理することとなります。いずれにしても早急に処分できるように対応しなければ不安は払拭できません。



<<戻る

(有)電脳〜109那須〜
(c)2009 阿部としかず