阿部としかず

那須町沼野井地区の新田地域に流れる黒川に農業用水としての取水口があり、その下流に魚道が施され河床がかなり低くなっているため、水がほとんど魚道側に流れて取水口に流れるのが僅かの状況です。ここは平成１０年の那須水害で被害を受けた所で、復旧整備をした所です。魚道が対岸側にあれば問題は無かったのですが、前述の状況であるため下流域の約３０ｈａの水田になかなか水を引くことが出来ないばかりか、防火用水の機能もあり地元では大変困っている様子でした。地元の土木事務所にお願いして立派に整備してもらいました。

二枚目の写真は整備前の状況で、水を取水口に入れるために木の板を立てていますが、大雨が降ると何度も流されて困っていました。